今回も、たくさんの方が手に取って頂けてるようで、とても嬉しいです。文字が小さいのがTea Timeの伝統です(笑)。小さな紙面でもついつい真剣に読んでしまう、そんなファンジンを目指してます。
Tea Timeを愛読するCactus Flowerメンバーの皆さん
お読み頂いた方々からいくつかコメントを頂きましたのでご紹介いたします。
●薄田育宏 さん (disk union/渋谷中古センター)
正に『紙でしか伝わらない情報やライターの想い』の洪水ですね~!熱いです!
紙面はどこも懐古主義に捕らわれることなく現在のシーンと過去のシーンを並行に伝えている姿勢が良いですね♪
個人的にはアジアのギタポシーンに疎いのでTea Time petit 0号のN's music cafeは勉強になりました。また、Tea Time petit 2号のあのバンドは今…コーナーは是非シリーズ化して下さい!MEDIUM COOL編とかUgly Man編とか読みたいです!
●矢島さん (ココナッツディスク吉祥寺店)
前号よりもさらにパワーアップしててスゴイ。ちゃんと製本されているしこれで無料って素晴らしい。
今回も小さい字がびっしり。読み応えあります。巻末のsarahレーベル特集も素晴らしかったです。
●よしのぶ さん (ギターポップ・ネオアコ・インディポップ系blogger 『Tempting Soda Records』/DJ)
ソーシャルメディア上の反応を見る限りでは、先行号を含めてまだ3号しかリリースされていなの にも関わらず、「読みたい」とか「手に取った」とかの報告が増えていました。
今後はTea Timeが、ひっそりと咲いたインディポップ・ファンジン・ムーブメントの中心点になっていくんじゃないかなと思います。昔の回顧録だけでは収まりきらない濃密な記事を前に、確信した今号でした。
日本の片隅で応援しています、それは憧れに近い期待感に変化していくように。
※よしのぶさんのブログ でも(Have a good)Tea Timeについて取り上げてくれています。
ファンジン「(Have a good) Tea Time vol.2」読んだ感想を
http://tmp-soda.blogspot.jp/2012/09/have-good-tea-time-vol2.html?m=1
編集後記・裏の裏
さて、Tea Timeの作成は毎回文字を詰め込み過ぎて、いつも削るところからスタートします。そして文章がカットできなくなってきたら、今度は文字フォントサイズとの戦いです。毎回デザイン担当のハットリアキコさんが『文字多すぎ~』って驚いてますが、きちんと仕事をこなしてくれます。さすがアッキー!いつもありがとう♪
そして、今回もnoriちゃんパワーが炸裂しました!音楽への想いをたくさん凝縮しました。いつも『yuzuくん、たまにはレビュー書いてよ』と言われますが、こんなに素敵なレビューがあるから書かなくてもいいでしょう?僕も毎回音楽の勉強させてもらってます。今度『先生』って呼ぼうかな。いつもありがとう♪
「Sarah Talk」は昔の手作り感を出したくて、切り貼りに再チャレンジしました!小さい文字フォントにして文章を印刷して、それを切り貼りして、再度スキャナで読み込んで…。とても時間がかかりましたが、素敵なページに仕上がったと思ってます。ちなみに左ページと右ページは同じ風景写真ということは分かりました?
せっかくなので、表紙についてもお話ししたいと思います。表紙はいつも悩むポイントです。なんといってもTea Timeの『顔』となるわけですから…。ただ、0号は最初から『これにしたい!』という思いがありました。0号の表紙を決めたのは、ちょうど東京インディポップ・サミット2012の対談が終わった後です。若者たちにもネオアコ・ギターポップ好きがまだいたことがとても嬉しかったのです。去年あたりから再び盛り上がりつつあるネオアコ・ギターポップと、最近ではあまり見なくなったファンジン・フリーペーパー文化を僕たちから若い方たちに継承したいという思いを元々持っていたので、皆で繋がって文化を継承しながら広めていこうと思いました。また、彼らが創り出す音楽はとても素晴らしく、もっとたくさんの人たちに聴いてほしい、そういう意味も込めて、『80年代のレコード(僕たち中年。笑)の中からBOYISHのカセット(これからを担う若者たち)をピックアップする』表紙を考えついたのです。改めてこの想いが皆さんに伝わるといいな。
ちなみに、1号は春だから『観覧車がいい!』、2号は秋でサラ特集だから『サラっぽいのがいい!』ということで、複数ある写真から候補をどんどん絞っていきました。写真を選んでからも、お洒落でインク・コストを最小限にすることをモットーに、いろんな案を作って検討を重ねました。惜しくもボツになった表紙たちを今回特別に公開しちゃいます!(激レアです) 僕たちのTea Time 2号表紙イメージは皆さんと合ってましたでしょうか?
Tea Time 2号のボツ表紙
今回、ファンジンPOPABILITYとコラボレートさせて頂いて、とても楽しかったです!最初お互いのファンジンのレビューをしようかと思いましたが、締め切りまで時間が無く、自分たちの宣伝をしようと決まりました。広告作りもとても面白かったです。かなり狙った感じで、Tea Timeの遊び心を感じてくれると嬉しいです。まだご覧になってない方はPOPABILITYを今すぐチェック!
(yuzu)
「Sarah あのバンドは今..」は私が以前からずっとやりたかった企画。
サラ時代の作品は本当に素晴らしくそのレーベルの持つ美しい雰囲気に多くの方が魅了され、今も世界中のインディポップファンから愛され作品がレア人気化されてるのもよくわかります。
でも決して懐古主義で終わるのではなく、このレーベルから作品を届けてくれたバンドたちは今も活動して素敵な音楽を届けてくれている!ということ伝えたい思いでした。
「Sarah Talk」はリアルタイムで聴いてた頃の懐かしい時代から現在までのサラ話の記憶を辿って自分自身もとても楽しくできました。
(画像選びも楽しくyuzuくんが切り貼りでサラっぽい素敵なページにしてくれて一番気に入っています。)
レビューに関しても、今回は今の季節に似合うような昔から愛されてきた名盤や個人的推薦盤とともに、最近の素敵な音楽について伝えたいという思いで書きました。(最近ではフィジカルリリースだけでなくデジタルリリースのみのバンドでも素敵な音楽が沢山あるので今後もそういうのも紹介していきたいですね。あと過去のインディシーンにはなかったアジアのインディシーンには特に注目していきたいです。)
そして何より対談やインタビューにご協力させて頂いた皆さんに感謝したいですね。是非ともこの記事を読んでくれた方が皆さんには、私自身も大ファンであるalvysingerさん、Cactus Flowerさん、re-Peatさんたちの音楽に興味持って音源聴いたり、ライブに足を運んでいただけたらなと思います。
今後も新旧国内外問わず沢山の音楽を取り上げていけたらと思います。
振り返ると活動始めて約半年。私たち自身が世代や地域を超えてできた繋がりの大きさを改めて実感します。その繋がりを皆さんにもこの活動を通じて、もし少しでも提供できていたとしたら嬉しく思います。
(noriko)
さいごに
インタビューや対談にご協力頂いた皆さんありがとうございました。Cactus Flower黒米さん、re-Peatカツベさん、alvysingerの小野さん、東京インディ・ポップ・サミット(twangy twangy、BOYISH、Shortcake Collage Tape)の皆さんから頂いた、貴重なお話を沢山載せましたので、どこかでTea Timeを見かけたら、是非とも手に取って読んでくださいね!
その他、連動企画に快くご協力頂いたPOPABILITYの久保豪輝さん、サラリーレコードの皆さん。告知・配布にもご協力頂いた皆さん有難うございました。
(Have a good)Tea Timeを読んでみたいと思ったら…
東京や大阪のお店やイベント会場で配布してますが、遠方の方からの郵送も受け付けていますのでお気軽に haveagoodteatime@gmail.com までご連絡をお願いいたします。
(返信用封筒及び切手を同封の上、送料のみご負担お願いいたします。詳細はお問い合わせ頂いた際にご案内いたします)
(Have a good)Tea Time (yuzu & noriko)